Mihoの再就職レポート1: マザーズハローワークと保育所探し

マザーズハローワーク(マザーズサロン岡山)

赤ちゃん連れOK、もちろんお子さんがいなくてもOK。ちなみに通路が広いので、ベビーカーで行ってもOKだった。

キッズコーナーや授乳室も設置されている。キャリアアドバイザー(3名)は全て女性。 一般の検索コーナーに比べると人も少なく、長時間利用もしやすそう。ちなみに私は初日に2時間程度いた。 登録などがなくても自由に利用できるが、登録をすると(もちろん無料)「ハローワークカード」がもらえて、そこに記載されている求職番号を入力すれば求人票の詳細を見ることができるし、キャリアアドバイザーさんへの相談もしやすくなる。もちろん自宅で閲覧することも可能。私は迷わず登録。

それから、本格的にPCで求人検索を行ったのだけれど… マザーズハローワークというくらいだから、「託児付き」とか「ママオススメ!」みたいなフラグを立てて求人を見ることができるかと思いきや、検索システムは一般と一緒。…気になった求人について、直接ここのキャリアアドバイザーさんに相談するというシステムってわけね。

検索自体は家でなんぼでもできる。次回は直接キャリアアドバイザーさんに話を聞いてみよう!若干暇そうだったし、定時の17時になったら即効帰宅されていたし(笑)。ここは活用しなきゃね。


保育所探し

市役所の福祉センターへ

保育所の空き状況を聞きに行く。ちょうど「4月入園」を締め切った直後ということもあり、空きはほぼ「なし」。若干残っている枠はあるものの(遠方で絶対通えない2園と、若干名残っているという近所の1園)、あくまで「就労中」もしくは「採用決定」状態であることが条件で、「求職中」は申し込みすらダメとのこと。もちろん予約もダメ。

ちなみに「求職中でも預けられる可能性が高い(あくまで可能性の話なので、絶対預けられるとは限らない)」のは4月入園の申し込み時期(11月〜3月中旬)とのこと。ちょうど4月入園を締め切った頃に行ったので、「遅かったか!」と今更ながら悔しがっている私(笑)。市役所の方にも「来年の3月中旬までにお申し込みください」とぶっきらぼうに言われてしまう。ていうか、来年まで仕事するのを待てってか!そんな悠長な気持ちでここに来るお母さんっていないと思うんだけどなあ。「求職中に認可保育所入るなんて無理だよ」とでも言いたげな上から目線に、基本的に楽観的な私でも、心が折れそうになってしまう…。

岡山は待機児童が少ないっていう話をよく聞くんだけど…。いやぁ〜。潜在的な待機児童の数になると半端ないんだろうなって思ったわ。

無認可保育園の見学へ

市役所の対応の悪さに、「ママは再就職できないんだ」とネガティブオーラ満開になったのだけれど…。「あかん。初っ端からこれではいかん!」と気持ちを奮い立たせて…「認可」がダメなら「無認可」はどうだ?という気になって、その足で近所の無認可保育園に見学に行く(直前アポOK)。もやもやした気持ちをすっきりさせたかったのだ。

そこはロフト近くにある都会の保育園。ビルのワンフロアのみの保育園(要するに庭なし)ということもあって、第一印象としては…

 狭い!

そして…1歳未満とおぼしき赤ちゃんはベッドに寝かされているんだけど、ガラス張りになっていて外から見ることができるからか…若干ペットショップのように見えてしまった(失礼!)。

ただ…

  • 保育士さん(若〜いお姉さん)の対応はめちゃ良かった(市役所のおばさんとえらい違い)
  • 認可保育園より保育料が安い(3歳くらいまでだと、認可より1万円くらい安い。年齢による金額設定がなかったからだ)
    ※認可保育園って、「所得」に応じるっていうけれど…年収400万円以上の家庭はだいたい4万円代なんですよね(3歳まで)。つまり年収1000万円の家庭と400万円家庭の保育料があんまり変わらない!!!低所得の人が安いのはわかるけど、一般的な所得400万円と1000万円との差はもっと設けていいんじゃないの?って思うわー。
  • いつでも入れる
  • 24時間保育
  • 庭はないが、公園遊びは毎日させている

こういう風に「いいところ」を挙げていくと、「無認可も悪くないやん!」っていうのが、私の印象。 確かにこだわり出すと止まらないけど…「これだけは外せない条件」さえクリアしていたら、無認可に預けるのも悪くないのでは…と率直に思った。結婚相手じゃないけど、ある程度の「妥協」も必要なのかも…って思ったりしてね(笑)。

私の場合は、「保育士さんの印象」と「外遊びの充実」が外せない条件ね。大事なのは「まわりがどう思うか」ではなく、自分の子どもにどういう保育をさせたいか、だね。


2つの活動での気づき

まず、就労中と「求職中」とでは、働くのにもうワンステップ必要であるということがわかった。つまり…「求職活動中の子守はどうするか」ということ。

私が考えたのは…求職活動を本格化した際は、市がやっている託児所(1時間600円、3時間以内)に預ける。そして面接が長引きそうだったら認可保育園の一時保育(3000円程度)か、無認可保育園の一時保育(9時間以内で5000円程度、1時間800円程度)に預けること。

で、仕事が決まったら…認可保育園の空きも確かめてはみるけれど…無認可保育園でも良いから、即効申し込む(その前に幾つか見学するのは絶対ね)。
※認可保育園の保育料が5万円程度なので、それ以上は稼がないとね!

週3日以内のパートならば、認可保育園の一時保育に申し込む。
※ただしこちらも一日3000円以上の保育料が必要だから、それ以上は最低限稼がないと。

ていうか…。これって動いたからこそ、具体的に考えられるようになったってことよね? そう思うと市役所の対応の悪さも、私の「ドM魂」に火をつけたと思えば、結果オーライなのかも(笑)。

あらゆる情報をネガティブに捉えるか、ポジティブに捉えるか。

「保育所に預けられないから働かない」ではなくて、「本当に預けられないのか」まで足で調べてみる。 百聞は一見に如かずだな〜というのが、再就職活動第一歩目の気づきです。 口コミは大事だけど、実際に自分の目で見て確かめることはもっと大切!

とにかく動こう!!!すると次に何をすべきかの「一歩」が見えてくる。引きこもり解消にもなるし…それは娘にとってもいいことだよね!

【記事作成:Miho、編集:Miwa、最終更新日:2011/3/30】