仕事をしたい転勤族の妻(転妻)のためのキャリア情報サイト「転妻キャリアカフェ」

Mihoの再就職レポート3: 再就職の前にプチ小遣い稼ぎ
本格的な仕事復帰の前に、「在宅でもできる」プチ小遣い稼ぎを幾つかやってみたのでご紹介。自己PRになるほどのものではないけれど、…すべての経験がマイナスにはならないはず。
1.新聞モニター
半年間契約で新聞の読者モニターになる(私の場合は朝日新聞)。2週間に1度、1週間分の新聞を読んで「良い記事」「悪い記事」「与えられた記事に関する感想」を記入する。これら3つの質問に対して、それぞれ200字〜300字程度でまとめる。回答は全てサイトにて行う。1回の報酬は2000円の図書券。モニター終了後、大量の図書券がまとめて届けられる(@2,000円×12=24,000円分)。
★良かったこと
- 新聞を読む習慣が付いた。
- 200字〜300字という、適量な文字数で意見をまとめる訓練になった(意外にこれが難しい)。
- サイトには他のモニターさんの回答例も掲載されていて、同じテーマでも全く違った視点で書かれたものや、正反対の意見などを閲覧することができ、「多様な価値観」に触れる ことができた。
- 自分の感想文が何度かサイトに掲載されたのが、励みになった(元々マスコミ志望だった私にとって、ちょっとした紙面づくりのお手伝いができたと思うと嬉しかった)。
2.育児エッセイ
たまたま読んだ地方の子育て情報誌の「ママ記者」募集に応募し、備考欄にひとこと「文章を書くことが好きです」と書いたら、突然編集部よりお電話があり、900字程度の「育児エッセイ」(テーマフリー)の依頼をいただく。1ページ原稿で2,500円の報酬(=図書券)。
★良かったこと
- ちょうど娘が1歳になるタイミングだったので、1年間の育児を振り返るきっかけになっ た。
- 一応元出版社勤務だったので、初稿→二稿→校正→校了などの流れなどはわかっていた。だが、この育児エッセイの会社さんとのやり取りはスケジュールの全体像が見えづらく、
最後までスケジュールが見えてこなかった。これらのやり取りを通じて、会社による仕事の仕方の違いや「依頼される側の気持ち」などを理解することができた。
※人に仕事を依頼するということ=パッション・ビジョンは大事だが、スケジュール・アウトラインを示すことはもっと重要。 - スタッフにならない?と誘われる。結局FAXがない、交通手段がない、遠いなどの条件面で本格的に誘われることはなかったが(笑)、「声をかけてもらえた」ことはうれしかった。
3.アンケートサイト(マクロミル、ゲットマネー、楽天アンケートなど)
数年前から登録をしてやっているのだけれど、登録者数が多くなってきたのか、ほとんど「プレアンケート」(本番アンケート前の事前アンケート)しかまわってこない。このプレアンケートだと、1回につき大体2円程度(笑)。暇なときはやるけど、最近はご無沙汰。これでお小遣いを稼ぐ、ということはなかなか難しくなってきたような気がする(数年前までは結構稼げたのだけれど)。ただ、「良い点」はもちろんある。
★良かったこと
- 様々な企業がいったいどういうことを消費者に問いたいのかをざっくり知ること ができる。
- 企業の新商品の情報を早めに知ることができる(もちろん、他者への公表は厳禁)。
- アンケート調査のうまい会社は、どのような質問項目を設けているのか知ることができ る(市場調査関係の仕事をしていたら、アンケートサイトでの回答は不可能)。
大きくは3つのプチ小遣い稼ぎをしましたが、今月初めて「キャリア・マム」でのお仕事がスタートします。覆面調査員のお仕事など、他者には公言できないお仕事ですが、本格的な社会復帰の前に、少しずつ仕事をしていこうと思っています。子供に「慣らし保育」が必要といわれるように、私にも「仕事慣らし」が必要ということで。
【記事作成:Miho、編集:Miwa、最終更新日:2011/5/12】